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なぜ40超えたおっさんが大学に再入学しようとしたのか

お恥ずかしい話しながら、この歳で再び大学へ入学(正確には編入学になりそう)することにしました。

ここでは、なぜそのような結論に至ったかなど、経緯をご紹介しようと思います。

目次

そもそも大学は行っていないのかね?

そもそも、大学行ってなかったの?と思われる方も多いかもしれませんが、正確には大学は行ってます。しかし、卒業はしていない、すなわち中退(=中途退学)なのです。

もうかれこれ20年前くらいの話なので、今更後悔してどうすんねんという話なのですが、今まで後悔したこともありますし、大学を出ていたら(学歴的に)もう少し楽な社会人生活を送れた可能性もあるかもなと感じるところです。

若気の至りとか、後悔先に立たず、みたいなものですね。

しかし、Webや開発のお仕事に携わる上で勉強や学習というのは常に必要で、そういった日常を過ごしていくうちに、やはり「学問」としての学びの経験も積みたいな、と感じることも増えてきました。

一番の理由は?

なぜ、大学で学び直そうと思ったのか。一番の理由は、我が子に親も学んでいるという姿勢を見せたい、という点が大きいです。

こう見えても家ではお父さん役をやっておりまして(実際に正真正銘の父親だけど)、自宅が作業場ということもあり、帰宅後の子供たちの宿題や自主学習の面倒を見ています。

そういう中で子供たちと話をしていると、「どうして勉強しないといけないのか?」みたいな話は当然出てきます。何事にも問題意識を持つことは、とても大切なことです。大人はその意識に対して、できる限りわかりやすく丁寧に説明する必要があります。

そういう場合、僕は子供たちに、小学校から中学校、高校へと進学、その後大学に行くとこういうことができる、そのまま就職するとこういうことができる等々、僕の主観ではありますが、その場合のメリデメも含めて噛み砕いて話をします。

そして、その話の中では、僕自身が「大学には行っていろいろな経験をしてほしい」という希望を持っているせいか、どちらかというとそちらに傾倒した話の内容になってしまいがちです。

すると、分かったのか分かってないのか分かりませんが(苦笑)、子供たちはそれなりに納得して、日々の学習に取り組んでくれます。

しかし、僕自身が大学を卒業していないので、今後話の信憑性を問われる事態になりかねないなと感じています。大きくなれば考えも言葉も達者になります。

こども

お父さん、そんなこと言ったって、自分が卒業してないぢゃん?

って言われたら、力で押し切るしかなくなります。まさに武力行使。末は家庭内紛争待った無しです。これはまずいです。

ですので、子供たちが学習習慣を付ける小学校時代に、僕も同じように大学で学ぶことで、机に一緒に向かったり、仕事をしながら学習を進めたりする姿を、家庭生活の中で感じてもらい、何か良い刺激や経験になってくれればというのが、一番の理由かもしれません。

その他にも理由はあるかも

正直言って、上記は若干美談かもしれません。

大学を中退して20年あまり経ちますが、やはり負い目を感じることは度々ありました。

何かデメリットを感じたり体験したりということではなく、単に自分自身への後悔がずっと付き纏っていることも、決断の大きな決めてになったような気がしています。

少なくない経済的支援をしてもらいながら大学へ通い、それを無にするような形(=卒業できていないという形)で中途退学をしたことを、両親に対してとても申し訳ない気持ちを持ち続けていました。

そういったものを払拭したいという気持ちがないと言ったら嘘になるかなと思います。

見識を深めたい

昔から本を読んだり、自ら何かを学ぶということは嫌いではなく、その時々で興味のあることに足を突っ込んできたのですが、それが学問かどうかといえば違うと常に感じていました。やはり、それは「情報」を得ているだけで「教養」にはなっていない感覚が常にありました。

社会の中で生きていく上で、または今後も自分が社会で生きていく上で、必要となる教養を身につけたいなと考えています。自分自身、「知っているつもり」で実は知らないことが本当に多いような気がしています。

そして、そういった欠如は、現在運営している市民団体やその他のコミュニティ活動、または自身の事業にも大きく影響してくると思います。

言い換えると、そうした点を補うことで、今までとは違うものの見方や考え方ができるようになり、少々人生が豊かになりはしないか、と考えているところです。

目標

まだ最終的に入学が決まったわけではないタイミングでこの記事を書いていますが、今のところこのような目標で卒業まで進んでいこうと考えています。

大学へは中途退学した大学で取得した単位を活用して、3年次編入の予定です。

  • 次男氏(4月から小学1年生)の小学校卒業まで(6年間)に大学を卒業する
  • 出来れば長男氏(4月から3年生)の小学校卒業まで(4年間)に大学を卒業する
  • 卒業までにその先の進路も考える(大学院とか?)

「人生100年時代」とよく聞きますが、まだまだいろいろなことを学び、人生を楽しむ下地を常に作っていきたいと思うところです。

このような理由で、仕事をしながらではありますが、大学に入学をし学び始めようと準備を進めています。

今後も紆余曲折あるとは思いますが、少しずつでも状況をお知らせしていければと考えているので、よかったらまた覗いてみてください!(誰得

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書いている人

WordPress が大好きな Web 制作者です。地元で市民団体の代表をやったり、CoderDojo岐阜を運営したり、Gifu WordPress Meetup の共同オーガナイザーをやったりしています。

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